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アメリカにいるからには、こちらでしかできないたびをしなければ、と思い立ったのは4月。何度も予定が変わりながらも複雑な日程を周到に準備して予定が確定したのが6月。それから2ヶ月待って、終に飛行機2回、列車2回、レンタカー3回を乗り継ぐ13日間の旅がスタートしたのです。総移動距離は10500Kmに及び、日本までの距離とより長い。人生最大の旅が始まりました。
旅行は全部で5つの部分に分かれます。お好きなところからご覧下さい。日付をクリックするとジャンプします。
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翌日の朝、レンタカーをピックアップしに次の日に列車に乗る予定のユニオンステーションへ。駅に営業所があるはずだったが、あったのは電話だけで、実際は街外れにあった。 |
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カーナビ付きのレンタカーを借りてI-70を西へ。1時間も走れば標高は3000mに近づき、景色もいよいよロッキーらしくなる。どうです。この空の青さ! |
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ベイルの辺りの景色。標高2700mくらいなので日差しが強い。 |
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コロラドは鉱山の州。後ろにあるのは世界一のモリブデンの鉱山からでた土で埋め立てた人造湖。山の中に忽然と現れた。 |
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しばらく行くと山の中に突然街が!銀山で栄えた街だそうです。 |
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さらに高いところに向かって走る走る。だんだん標高が上がってきたぞ。さっきの道があんな下に。 |
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とうとう標高3700mのインデペンデンスパスに到着。この峠はこの辺りで一番高い。遥か遠くには残雪をいただく山が見える。 |
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峠の反対側には冬のリゾートで有名なアスペンがある。しかし、人込みの嫌いな千恵は他の自然を楽しむことを選択。引き返す。 |
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引き返して、近道をしようとしたら道が無くなったりして、カーナビばかり信用はできないと実感。あちこち道に迷ってからしばらく走ると、標高3000m付近に広大な高原が。 |
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ほら、道路が見事に一直線。わかります? |
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反対側だってこの通り! |
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このあと、やっと高原を通り抜けて本日最後の記念撮影。この峠の標高は先程より少し下がって3450mだが、ここは太平洋と大西洋の分水嶺。このあと、ブレッケンリッジで夕食(何故か茹でエビの店)を食べてデンバーの宿へ戻る。本日の走行距離380マイル。 |
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昨日の朝にも来たユニオンステーションで列車待ち。時間に余裕を持って着いたら列車が遅れており、2時間以上も待つ羽目に。 |
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荷物をチェックインしてからひたすら待つ。駅は往時の繁栄を偲ばせる重厚な作り。約100年前のもの。 |
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列車の時刻表。上下数本ずつしかない。その中には冬季のみのスキー列車も入っている。二本木の駅より暇なようだ。2時間待って、やっと改札。チケットを渡して搭乗券を受け取る。といっても座席指定ではなく、車両毎に人数を決めるだけ。自分で席を探して座ることになる。 |
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長大な列車の横を延々と歩いて、やっと自分の車両に到着。新幹線以上の長さがある。客車は全車二階建ての豪華?列車。発車してすぐに「エアコンの調子がおかしい車両があるので切り離します。しばらくお待ち下さい」との放送で、駅の外れでさらに30分遅れた。 |
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車両は2階部分が貫通路になっており、1階は各車両毎に行き止まりになっている。席も2階なので車両間の移動は新幹線Maxよりも快適。 |
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座席は普通車でも飛行機のビジネスクラス並、と宣伝するだけあって、確かにゆったりとしていた。時々1階の喫煙室で煙草を吸いながらのんびりと旅を楽しむ。 |
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展望車ではゆったりと景色を見ながら、ピザやホットドックと言ったアメリカンな食事(?)を楽しめる。が、実際は子供がうるさくてそうも行かない。展望車を走り回っていた子供がいない合間にサッと撮影。 |
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広大なデンバー近郊の荒れ地をゆっくりと通過しながら標高を上げていく。通ってきた線路が下に見えるけど、分かるかな? |
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広大なロッキー山脈を進んでいく。先頭車両があんなに遠くに。 |
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景色が綺麗なときは展望車は満員。景色は自分の席でもそこそこ綺麗に見えるけどね。 |
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小さな田舎の駅での休憩時間。時々、30分くらい止まって背伸びをする時間がある。外には何もない。 |
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夕方もそろそろ夜になろうとする頃、やっとロッキー山脈を抜け出したみたい。 |
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夜中の0時半にソルトレイクシティーに到着の予定が、結局2時半に到着。危うく寝過ごすところだった。寝ぼけ眼でタクシーで空港に向かう。夜中の2時半に小さな空港のレンタカー会社のカウンターは静まり返って誰もいない。あちこち探して警備員を引っ張ってきて当直の人を起こしてもらって、レンタカーを借りて宿へ。ほとんどバタンキューと寝ました。寝たのは4時半でした。 |