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翌朝は10時に出発。部屋は広くて安かったが迷路のようなモーテルでした。フロントから部屋までもの凄く遠かった。まいった。 |
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グレートソルトレイクの見物がしたくて、人気のない岸に近い道路を当てもなく走っていたら、突然ステートパーク発見。湖の中にずーーーっと道が続いていました。何があるかわからないけど、とりあえず$7払って入ってみることに。 |
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グレートソルトレイクの中には大きな島があり、10キロの長さの道路で岸と繋がっているそうです。 |
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ビジターセンターで。塩水なので体が良く浮くとのこと。 |
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岸辺に行ったら、やはり試している人たちがいました。千恵の横に小さく移っている人たちが、身体が浮くのを試して喜んでいる人。塩分が濃いので顔を付けてはいけないそうです。美容にはどうでしょう? |
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泳ぐ場所ではないので、綺麗な浜は閑散としていました。因みに、舐めてみたらやはりかなり塩辛かったです。 |
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バイソン(北米のバッファロー)の繁殖地になっていて、イエローストーンなどに放しているとのこと。お昼はダブルバッファローウィズチーズ(ヒロ:下)とバッファローバーガー(千恵:上)。硬めの肉ですが、噛むほどに味のでる上等の肉でした。おいしかったー。 |
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昼食を食べたバッファローピークから素晴らしい景色を楽しみました。 |
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繁殖地の方に行ったらバッファロー発見!500頭ぐらいいるそうですが、道路の近くには150頭ほどとのことでした。 |
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グレートソルトレイクで時間をかけたので、あとはわき目もふらずにイエローストーンへ。航空博物館は見たかったけど我慢。雨の少ないところなので飛行機の保存によいと聞いていたのですが・・・。 |
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走り続けて約4時間。車は森林地帯に入り、少しずつ標高も上がってきました。すれ違う車もキャンピングカーが多くなってきたぞ。 |
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山火事の跡だ。イエローストーンの近くではあちこちに植林した場所があります。公園までもうすぐです。イエローストーンは標高2000mにありますが、ソルトレイクシティーですでに1500mくらいの標高なので、あまり山に登るという感じではなかった。 |
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公園の入り口で$20を払って(車一台で一週間有効)公園の中に入った途端、「うわーっ」と驚くような素晴らしい景色になりました。さすが全米最初の国立公園です。 |
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この時点で夕方の6時半。ホテルの夕食の予約(必ず必要)は8時だったので、余裕でのんびりと写真を撮っていましたが、公園の中心にある湖沿いのホテルレイクイエローストーンに着いたのは何と8時10分。初日から広さに参りました。本日の走行距離380マイル。 |
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朝は8時起きで「イエローストーンのグランドキャニオン」へむけて出発。すると、道路の真ん中を、バ、バ、バイソンだ! |
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イエローストーンと言えば間欠泉。あちこちにぼこぼこ吹き出しています。サルファースプリングの横で。 |
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ゴマ粒みたいなのがバイソンの群。 |
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とにかく綺麗、としか言いようのない素晴らしい景色です。 |
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「イエローストーンのグランドキャニオン」のロワーフォール。アーティストポイントより。 |
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親切なおっさんが写真を撮ってくれました。 |
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アッパーフォールオーバールックポイント(直訳すると上滝見下ろし地点)より。千恵がカメラに雄大な景色を収められずに困っているのが見えますか?私は崖をよじ登ってとりました。 |
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道路沿いで、突然車がたかっている場所があったので、何だろうと止まってみたら、大きな鹿がのんびりとお散歩中。 |
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ノリス地区に到着。あちこちで間欠泉が時々吹き上げています。 |
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85分ごとに吹き上げるという間欠泉の前でのんびりと待ってみました。本当にこれが吹き上げるなんて信じられない感じです。ここから連続写真になります。 |
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待ちくたびれた頃、にわかにボコボコ言い始めました。 |
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本当に吹き上げました。こんなものかと思っていたら数秒後に・・・。 |
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最高に吹き上げたのは5m以上。かなりの音と迫力でした。 |
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道ばたで、また何やら車がたかっていました。今度は雌鹿の群。これくらいの距離なら逃げたりしません。 |
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オールドフェイスフル地区では、遊歩道を歩いて回ります。鹿の親子がのんびりと遊んでいたりします。 |
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間欠泉の見物の難しいところは、大抵数時間に一回、場合によっては年に数回しか吹き上げないものを見物することです。これはどうにか吹き上げるのを見れましたが・・・。 |
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大抵はこんな湯気を上げているだけのものを見ることになります。実際に吹き上げるまで待つとなると、かなり時間がかかります。 |
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地区名ともなっているオールドフェイスフル間欠泉は、その中では名前通り、「古くてとても忠実」に一定時間毎に吹き上げています。ありがたいことです。 |
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あの間欠泉は、さっき横を通ったときはほとんど湯気も上げてなかったのに、入り口まで戻ってきたら吹き上げていました。これは一日2回しか吹き上げないそうです。 |
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温泉から湧き出した温泉が川に流れ込んでいたりします。 |
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温泉はかなりの広さ。入りたいのですが、イエローストーンに人の入れる温泉は一つもないのが悲しい。 |
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別府の地獄巡りで言えば、「血の池地獄」と言った感じ。 |
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硫黄分が多いので、お湯は透き通ったエメラルド色を見せる。 |
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ちょうどジュエル間欠泉が運良く吹き上げた。が、そろそろこんなものか、と慣れてしまってさしたる感動も無し。 |
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今日の夕食はオールドフェイスフル地区最大のホテルで。今日は予約時間に間に合いました。千恵もカクテルを頼んでご機嫌。 |
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食事後、バーで少し時間をつぶしてから日暮れのオールドフェイスフル間欠泉の吹き上げを再度見物。8時40分の予定が9時5分になり、二人で寒さにガタガタ震えながら待ちました。暗すぎて写真は不可能。本日の走行距離、180マイル。 |
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これが私たちの泊まっているホテルレイクイエローストーン。私たちはこのホテルの横にずらっと並んでいるコテージに泊まりました。でも氷などいちいちホテルまで取りに行くのは面倒です。 |
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湖畔からのショット。足下は砂浜です。 |
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親切なおっさんが二人で写真を撮ってやると言うのでお言葉に甘えて。 |
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イエローストーン湖は対岸が見えないくらい広い。 |
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対岸に私たちの泊まっているホテルがあるのですが、分かります?無理かな? |
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今日はイエローストーン国立公園の南側に繋がっているティートン国立公園へ。高い山と湖の綺麗なところらしい。 |
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ここは確かに綺麗なところでした。聳える山、静かな湖、まさに絶景です。こんな綺麗な景色を見たのは生まれて初めてでした。人はかなり少ないのですが、ここでも日本人を多く見かけました。 |
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あんまり綺麗だったのでもう一枚。うーん、実物の感動が伝わらない。あまりに綺麗だったので、ポスターを買ってきました。さぁ、もう行かなければ。 |
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景色をゆっくり味わう余裕もなく、来る途中で予約した乗馬ツアーの会場へ。二人とも初体験。1時間で$35。 |
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いよいよ出発。千恵の馬は雄で、結構わがままな性格。似たもの同士か。私の馬は雌でとても大人しい性格。似たもの同士か。 |
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森の中をカポカポと進んでいく。結構揺れるので慣れるまでが大変。 |
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綺麗な景色の中を馬で通るのはなかなか快適。子供の初心者でも安心だと言っていただけに、馬は良く訓練されている感じ。 |
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湖沼地帯を通り抜けると再び森の中へ。千恵の馬は歩くのが遅いので、追いつこうとして時々勝手に並足になる。千恵が抑えようとしても言うことなんか聞きません。全自動のカーナビと言うところか。 |
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お疲れさまでした。やっと帰ってきました。千恵の乗っていたミッドナイト(馬)は何とも言えない愛嬌のある馬でした。千恵はホッとしつつも名残惜しい。 |
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二人で記念撮影をしてもらいました。千恵の方がさまになってる? |
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お昼御飯は先程のティートン国立公園の湖畔で買ってきたパンとハムで即席サンドイッチを作って食べました。うーん、快適。 |
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今日の次なる目的地は、イエローストーンの北の端。ティートンからだとちょうど反対。車で走って約2時間半。タワーフォールズ地区へワイルドクックアウトを楽しみに行く。でもクックアウトって何? |
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この時点では、夕食が出る馬車のツアーとしか知らない(電話で申し込んだときはもっとたくさん説明していたが早口で分からなかった)ので、ハンバーガーしか出なかったらどうしよう、等と心配する。 |
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35人乗りの馬車に乗っていよいよ出発。馬車の専用道路を進みます。 |
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道中は、お姉さんが、「どうして国立公園の中で火を使う野外料理が可能なのかというと、昔この先に部屋が5つしかない小さなホテルがあって・・・」と曰く因縁を解説してくれる。 |
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草原の中に煙の上がる小屋を発見。ここが目的地だ。 |
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お客を降ろすと、幌馬車隊はおとなしく横の草原で待っています。 |
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そこに、乗馬隊も合流してきました。総勢で300人以上の大所帯になりました。 |
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メニューはビフテキ定食です。まあまあと言うところ。この後、向かいに座った家族とポケモンやゲームボーイの話で盛り上がりました。 |
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夕食後は、カントリーソングの生演奏で、薪で煮出したコーヒー(結構美味しかった)を飲みながらみんなで歌を歌っていましたが、私たちは歌を知りませんでした。残念。 |
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すっかり日も陰った頃、帰り支度を始めました。千恵は残念そうです。 |
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この後、暗くなった道を出発地まで戻るのに30分、ホテルまで帰るのに1時間かかり、ホテルに着いたら10時過ぎでした。明日は早いのでお酒も飲まずにさっさと寝ることにします。イエローストーンは本当に美しい、楽しいところでした。本日の走行距離、250マイル。 |