8月19日 最終日: ナイアガラ見物

transt182.jpg (13267 バイト) 長かった旅もいよいよ最終日。トロントの街の中を走る気分も少し複雑。ホッとするような、寂しいような。しかし、トロントの街は初めての人には走りにくい。自分の走っている通りの名前の看板が外側を向いているので確認が大変。
transt183.jpg (14710 バイト) それでも何とか高速に乗ってナイアガラを目指して看板の指示通りに走れば着いてしまう。特に、一昨年、千葉の実家の両親を案内しているので勝手が分かっているのが強み。ちゃんと少し離れた場所に車を止めたので駐車場付近の渋滞とは無縁。
transt184.jpg (14818 バイト) まずミノルタタワー(カメラで有名なあのミノルタ)に上がって滝の全貌に御対面。千恵はいきなり上機嫌。
transt185.jpg (13995 バイト) こっちがカナダ滝。ぐるっと回り込んで水が落ちるので、水煙は中心部から空に吹き上げる。
transt186.jpg (15795 バイト) 向こうに見えるのがアメリカ滝。アメリカ人でも小さな声でカナダ滝の方が良いという。もちろん、対岸はアメリカ。こっちはカナダ。
transt187.jpg (11683 バイト) 滝の近くまで降りてきました。滝の中に見える観光船は、かの有名な「霧の乙女号」だ。さっそく乗りに行こう。
transt188.jpg (19857 バイト) 行列を作ってやってきました、霧の乙女号の乗り場。全員にビニール合羽が渡される。
transt189.jpg (11708 バイト) いよいよ出発。遥か遠くに滝が見えている。
transt190.jpg (10991 バイト) 近づいてくると落差60mとは言え、さすがの迫力。もの凄い音で話すのも大変になってくる。
transt191.jpg (10238 バイト) この辺りまで来ると、落ちている水がくっきりと見える。地球上の淡水の2割がここを通っていくのだから、そりゃもう大変なモノ。
transt193.jpg (10846 バイト) ぐるっと滝に囲まれる位置まで近づいてきた。流れがきつくなってきたので船は全速力を出してさらに前へ。
transt192.jpg (14446 バイト) 「レディースアンドジェントルマン、ディスイズ、ナイアガラフォールス!」の案内が流れ、船はもの凄い水しぶきの中へ。ほとんどシャワーを浴びているのと変わらない。たまに船の舳先から波がバシャッとかかる。あっという間にびしょびしょ。楽しかった。
transt194.jpg (11525 バイト) 船を下りて滝の近くの見物エリアに戻り、もう一度見下ろしてみる。よく見ると船の上に虹が。濡れるはずだわなぁ。
transt195.jpg (8158 バイト) カナダ滝の落ち口。猛烈な勢いで透き通った水が流れ落ちる。
transt196.jpg (7790 バイト) やはりカナダ側から楽しむのが一番。
transt197.jpg (15024 バイト) お土産売場でぬいぐるみと戯れる千恵。さて、帰るぞぉ。
  (おまけ)
transt198.jpg (16426 バイト) 因みに、アメリカ側の最大の売り物は、滝のすぐ下に作った「ハリケーンデッキ」。滝に打たれたい人にはお勧め。猛烈な水しぶき、というより滝そのものが木製のデッキを叩き続ける。一昨年の写真をどうぞ。よく見ると、デッキにはNO SMOKINGのサインが。あの水しぶきの中でタバコが吸える人がいたらエライ。
  (つづき)
  飛行場に戻って車を返してから3つあるターミナルビルでアメリカン航空を探してうろつき周り、やっと飛行機のチェックイン。トロントはとにかく分かりにくい。だって、ターミナル2で「どこにも案内が出ていないんだけど、アメリカン航空はどこに行けばいいですか?」って空港職員に聞いたら、自信を持って「ターミナル1に行きなさい」。でもユナイテッド航空の職員に聞いたら「ターミナル3です」。で、ターミナル3に行ったら見つかりました。
  面白いのは、チェックインしたら、「荷物を持って奥に行って左に曲がりなさい」と言われ、へぇ、自分で荷物を運ぶんだ、ケチ。とか思いながら進むと入国審査台があって、「アメリカへは観光ですか?」とか聞いてくる。「家に帰るんです」と運転免許を見せたら「先に進みなさい」と言われて今度は税関検査。白い申告用紙に書き込んで渡したらやっと荷物がベルトコンベアーに乗っていった。でもこれってアメリカでやるべきものじゃない?

飛行機を待つ間にフライデーで食事。シカゴ行きは国際線なんだから食事は飛行機の中で出るとは思っていたけど、自然にバッファローチキンなんて注文してしまう私は既にアメリカ人。店員もカナダには絶対にいないような超陽気なお姉さん。タバコをすぱすぱ吸って「ハイ、ビールよハニー!」「チキンができたわ、ハニー」「お勘定よろしくね、ハニー!」ここはアメリカ?

  飛行機はどこにでもあるDC−9の大きい奴(MD−80)で、シカゴまでのフライトは2時間弱。DC−9なんだから食事なんて出るわけない。ターキーサンドすら出なかった。ああ、食べといて良かった!そしてシカゴでは堂々と国内線のターミナルに到着。時計を1時間進める。中西部時間に戻った。
  セントルイス行きを待っていたらゲートがK18からH15に変更になって、長ーいターミナルを移動する羽目に。でも時間通りにセントルイスに午後11時半に到着。千恵は疲れてグロッキー。

パーキングシャトルから自分の車に乗り換えて家路に向かうと、広くて空いている道路に千恵は「セントルイスに帰ってきたのね」と、ポツリと言いました。お疲れさま。総移動距離は一万キロになります。良くもあちこち移動したものです。多分、私の人生最大の旅行です。無事に帰ってこれて良かった良かった。明日から家で日本食を食うぞ!!!。

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