東海岸何でもありの珍道中

第五部 ニューヨークの旅

9日目 ワシントンDCへの旅  
全国300万の鉄道ファンのみなさま、お待ちどうさまでした。

いよいよ鉄道ファンには堪らない日がやってきました。今日はオーランドからワシントンDC(の近くのロートン)行きのオートトレインに乗る日です。のんびりと列車に揺られながら、車まで一緒に運んでくれるというのは、何と素敵なアイデアなのでしょう!

日本でもほそぼそとカートレインという同じような列車が走っていますが、こっちは何と言っても価格が安い!大人二人と車を運んで$300以下です。バーゲン中だったので大人1人の価格はなんと$65!これで寝て、2食付いて、おまけにワシントンDCまで運んでくれます。

 

オートトレインの乗り場はあまりに田舎なので探すのがちょっと大変だと思っていたのですが、運良く簡単に見つかりました。高速からの降り口さえ間違わなければOKです。

駅に着くと、ビデオカメラを持ったおっさんが「右ライト上、5インチの傷、右前ドア、クリーン、右後ろドア・・・」と念仏のようにぶつぶつ言いながら車全体を撮影しています。ここで車を降りて、車の引換券をもらって荷物を下ろします。すると、素早くオッちゃんがどこかに乗っていってしまいました。う〜ん、ちょっと心配。

それでも、ぶつかったままのボロ車でもOKしてくれたのはありがたかったです。

ホームには去年乗ったのと同じような2階建て特急車両(スーパーライナー)が私たちを待っています。わくわくしてきます。おまけにこの車両はスーパースリーパー。寝台です。なんて素敵なんでしょう!ディズニーなんか目じゃありません。どきどきしながらホームを徘徊します。

これが台車の部分です。構造自体は空気バネ併用のインダイレクトマウントとオーソドックスな設計です。ちゃんと各車輪に回転センサーが付いているのが分かりますか?(赤丸部分)ドイツの特急ICEはこれがなかったから車輪の脱落が分からず、大事故になったんです。
やっと乗り込んだら、何と車両は普通のコーチでした。これじゃ安いはずです。寝台車に乗り損ないました。ま、安いんだから仕方ないか。

でも、一般座席と言っても飛行機のビジネスクラスと同じシートですから、眠れないこともありません。それに、テロの影響かどうかは知りませんが、コーチ車両はガラガラ。特に私たちの車両はわずか8人です。ガラガラもここまで来ると見事です。そうそうに本読み用の座席、眠り用の座席、酒飲み用の座席などを周辺に確保します。途中、いくつかの駅に止まりますが、乗り降りは全て何人もいる車掌さんの目の前を通らないとドアを開けてくれないのでセキュリティも問題ありません。

なお、写真は自動車を運んでくれる車両です。どうやら中は2階建てになっているみたいです。だから、チケットを買うときに車の年式と名前、セダンかSUVかを言わなくてはいけません。

出発前に、この貨物(?)車両を客車の後ろに繋いで、一本にしてから発車となります。

どうです?この空き具合。座席にはちゃんとオットマンも付いていますし、リクライニングは45度、足置き場もあります。ただ、飛行機の座席ほど豪華ではありません。

ちなみに寝台車の方はお年寄りが多かったみたいで、こっちの方が混んでいました。たぶん、飛行機が苦手な人が利用するのでしょう。

午後4時の定刻を25分過ぎて出発です。

「みなさま、本日はオートトレインにご乗車いただきまして・・・」と日本語と同じようなアナウンスが入ります。「なお、本日の映画はスパイキッズで、8時からラウンジカーで上映いたします。お見逃しの無いように」おお、見たかった映画だ。見たかったけど、お金を出してみるのももったいないと思っていたのでちょうど良いです。

夕食はダイニングカーでのんびりと。驚いたことに、ワインまでタダです。メインはチキン、サーモン、ビーフの中から、デザートはイチゴ、マンゴの中から選びます。決して高級ではありませんが、のんびりと外の夕暮れの景色を楽しみながらですから、結構美味しく感じました。

因みに、ラウンジカーではソーダとスナックがフリーになっていて、座席に持っていくのも自由です。その他、軽食やカクテル類は有料でサービスしています。喫煙はラウンジカー1階の喫煙室のみですが、そこにもテレビがあります。時々大きく揺れるのは日本の特急と大して変わりありません。

この列車、全2階建てで、廊下は2階にあり、一階は各車両で行き止まり。完全に2階重視です。だから、1階に下りるとかなり強く揺れます。振り子のように、2階が揺れないようなサスペンションのチューニングなんですね。

 

 

フロリダからジョージアに入っても、時々大きな川だか沼だか分からないようなところを何度も通っていきます。スピードはなかなか速くて、時速80Km位と推定しました。レールはロングレールなので継ぎ目で速度を測ることはできません。

持ち込んだ酒をちびちびやりながらスパイキッズを見ていると、車掌さんが来て、私の持っていた「鉄道ジャーナル」を珍しそうに眺めて、「ちょっと貸して」と隣の席で珍しそうに眺めていました。アメリカにはこんな雑誌、無いモンね。

因みに、スパイキッズはボチボチ面白かったです。無料で良かったぁ。

映画が終わる頃は車内が暗くなっていて、読書用の席でウィスキーをチビチビやりながら単行本を読みました。寝たのは1時前くらいかな。

目が覚めるとどこかの駅に到着していました。表示からするとリッチモンドとのこと。ワシントンDCまではもうしばらくあります。

この辺りまで来ると、列車のスピードはかなり遅くなります。アムトラックは自分の会社で持っている線路は少なく、ほとんどが他社からの借り物なので、列車が混む時間帯は大抵自分の会社の列車を先に通すのでアムトラックはのろくなります。

到着予定は8時半ですが、「15分くらい遅れそう」とのことです。こっちは別に急ぐ旅ではないので余裕の構えです。

「ピンポ〜ン、皆様、ただいま列車はFBIのトレーニングセンターを通過しております(ぬぁにぃ〜!)。ここから終点のロートン迄は25分かかりますので、到着予定時刻は8時45分の見込みです」

外を見ると、広大な敷地に何やら鉄条網だのぶっそうなヘリコプターだのがひしめいています。テロの直後だけに何やらたくさんの人が歩いているような気がしました。

やっとロートンに到着です。あー疲れたぁー!と言う感じで思いっきり背伸びしてみます。この駅、田舎に無理やり作ったという感じで、見かけは立派ですが、回りには何もありません。駅の建物も、写真に見える待合室の他はほとんど何も無し。ここで自分の車を待ちます。
「48番の方はフロントへ。112番の方はフロントへ。61番の方はフロントへ」次々に車の番号が呼ばれていきます。これは車を積んできた貨車から車を降ろしているところのようです。一般人オフリミットだったので、散歩している振りをしてさっと写真を撮ってきました。

まもなく自分の車の番号が呼ばれ、荷物を積み込んで出発。駅はI−95の隣なので、すぐにI−95に入ってワシントンDCに向かいます。

途中、特にチェックも何もなく、I−395からDCへ。街中に入る前、ポトマック川の手前で高速を降りてビジターセンターによって情報を集めることにします。

高速の出口はちょうどペンタゴン。「あ、クレーンで修理してる」確かに飛行機のぶつかった辺りはクレーンが動いていました。が、世界最大のビルだけあってとても全体は見渡せません。

  ビジターセンターに行くと、おばあさん二人が暇そうにしていました。「いつもは百人くらいくるのに、今日はあなた達が初めてよ」と言います。テロの影響で旅行などしているノーテンキな人はいないのでしょう。私たち以外は。

「宿は決まってるの?いくら?そんなのキャンセルしなさいよ。ほら、$68よ。え?車を置いてニューヨークに行くの?それならホテルの駐車場に置いておきなさいよ。安全よ。チェックイン?すぐできるわよ。どうせ部屋はたくさんあるんだから。チェックインしてから見物に出ればいいでしょ。電話してあげる。(ピポパ)あ、ホリディイン?クリスタルシティのビジターセンターです。そう、ジュディよ。元気?(中略)それで、日本人のビジターがチェックインできるかって言うのよ。大丈夫よね。どうせ部屋は空いてるんでしょ。これから行かせるから。そう、あのレートでお願いね。はい、OKよ」と、そのマシンガンのように喋るおば(あ)さんはにっこり笑ったのでした。

かくて、「スペシャルレート$68」と書かれたチラシを握りしめて朝の10時半にホテルにチェックインすることになりました。

「さあて、これからどうしようか?え?寝る?」

「起こさないでよ。起こすと機嫌悪いからね。お休み」m(_ _)m

かくて窓際で、すぐ向こうのレーガン空港が閉鎖されているために人気のない道路を時々眺めながら、再び読書の時間がやってきたのでした。

3時頃になってやっと起き出してきた妻は、これから見物にでる、と厳かに宣言しました。

地下鉄の駅を見つけるのに少し苦労しましたが、何とかたどり着いて切符を買いました。ここの地下鉄は区間料金制で、ラッシュ時とレギュラーの時間によって料金が違いますが、たいていは$1.1。プリペイドカードを買うこともできて、その場合は降りた駅の改札を通るときに残額が減っていきます。

スパイ小説には必ず登場するクリスタルシティの地下鉄駅は閑散としていました。

駅があまりに暗くて極端に写りが悪いのですが、これがペンタゴンです。このペンタゴンは国防省のIDがないと、駅の改札を出られません。社内放送と駅の放送が何度も同じことを繰り返します。

それだけ厳しいところなのに、乗降客は思ったより多くて、数十人が乗り降りします。乗ってきた人を見ると、みんな首からIDを下げています。さすが10万人が勤める巨大ビルです。

夕方近いので、写真の写りが悪いです。スミソニアンで降りて外に出ると、こっち側にはワシントンメモリアルがそびえ立っています。このてっぺんに登ることもできます。チケットはTicketmaster.comで買えます。

が、窓が極端に小さいので、あまり外の景色を楽しめないらしいです。

反対側には国会議事堂(?)が見えます。この広大な芝生の両側は博物館がズラリと並んでいて、リンドバーグが大西洋横断に使った飛行機(Spirit of St. Louis)や月の石で有名な航空宇宙博物館は右奥にあります。

航空宇宙博物館は去年行ったので、今年は自然史博物館に行くことにしました。それはこのすぐ左手になります。

ここは宝石の宝庫です。最初は恐竜の化石とかを見ていましたが、宝石コーナーに入った途端、妻は張り付いてしまいました。全然動きません。これはサファイアで、光を受けて6方向に光の筋が出る理由を分かりやすく図解で説明しています。

が、そんなことはどうでも良く、単に宝石の美しさに見とれるばかりの妻でした。確かにデカイです。

確かにどれも大きいです。「こんな大きいキャッツアイなんて、見たこと無いの」そりゃあそうでしょう。そう簡単に見られてたまるモンですか。それにしても、ここから動こうとしない妻のおかげで、あえなく5時の閉館となったのでした。

夕食はクリスタルシティのレストラン街でレバノン料理に挑戦しました。レバノン料理って、とにかくヨーグルトをたくさん使うんですね。ニンニクの利いたヨーグルトソースのサラダは酸味が利いていてとってもグッドでした。

が、運の悪いことに、その隣は日本料理店です。看板を見ていたら、天ぷらうどんが猛烈に食べたくなってきました。そこで、レバノン料理は程々にして、となりに雪崩れ込むことに・・・え?その前に向かいのアイスクリーム屋に寄れ?へいへい、分かりました。そうします。

かくて、腹15分目の夕食となってしまいました。

   
10日目 ニューヨークへの旅  
翌日はホテルに車を置いて(駐車代として$18払った)、3日分の荷物だけ持ってワシントンDCのユニオンステーションに行きます。

ここでメトロライナーに乗り換えて3時間半でニューヨークに到着の予定です。

ユニオンステーションのフードコートでお昼を食べます。ここは近くのオフィスからたくさんの人が食べに来るので、昼食時はかなり混雑します。そしてのんびり時間をつぶして待つこと3時間。やっと搭乗開始です。
飛行機みたいにチケットを搭乗券に換えるのかと思ったら、「乗って好きなところに座ればいい」とのこと。去年デンバーから乗った列車は座席指定だったのに。

とにかく、勝手に座席を見つければいいとのことなので、ラウンジカーの近くに座席を取ります。

発車してすぐに車掌が来て、チケットを確認してから座席の上に「NY」と書いた紙を差していきます。座席の人が入れ替わるたびに(だから、駅に着くたびに)これを繰り返すので、結構な手間です。

列車の最高速度はたぶん時速140Kmくらい。あちこちでゆっくり走るので、あまり早い実感はありません。

列車は電気機関車が引っ張る列車形式なので、日本の電車特急のようにモーター音でうるさいと言うことはなく、単にガタゴト言ってるだけです。

でも、(電車ではないために)旅客列車の共通の弱点であるブレーキはやはりうるさく、ギギギーッガクッと止まります。モーターを発電ブレーキに使えないのでブレーキ自体は100年前から同じです。

レールが一般の列車と同じなので、どうしても乗り心地は日本の普通の特急みたいな感じ。でも、ニューヨークまでの値段も一人$70くらいなので、手軽な旅行には向いています。

フィラデルフィアに着くと、たくさんの人が乗り降りします。ここからDCやニューヨークは飛行機で行くには近すぎるのでしょう。アムトラックの利用が多いみたいです。実際、ほとんど満席に近かったです。

DCを出発して3時間半、夕方の5時半過ぎに無事にニューヨークのペンシルバニア駅に到着しました。

ペンシルバニア駅からホテルまでは距離は近いのに地下鉄を2回も乗り換えなくてはいけません。これはニューヨークの地下鉄が並行して南北に走り、それを水平に走る路線で結ぶという路線配置になっているからです。東京のようなハブ形式の方が乗り換え回数は少なくなるんです。乗換駅で混みますけど。
ニューヨークの地下鉄は機能一点張りで何の飾りもありません。DCなんかのどことなくエレガントなデザインではなく、下町の似合うデザインです。

 

 
  到着した日の夕食は前から決めていました。ラーメン屋です。ワールドトレードセンターにもあったという麺ちゃんこ亭で久しぶりに日本食を堪能します。ラーメン屋と言っても、地酒だって一品料理だってあるので、どんどん頼んじゃいます。まるで二人で何かにとりつかれたかのように食べまくりました。たぶん、ラーメン屋で$150も払ったのは私たちくらいでしょう。
 
11日目 ニューヨークでの買い物の日
ホテルからは基本的に歩いて買い物に行けたので、地下鉄は乗らずに済みました。でも、残念ながら雨、雨、雨。このロックフェラーセンターのカフェテリアも雨でお休み。ここは冬になるとスケート場になるらしいです。

仕方ないので、この隣にある紀伊国屋で本をごっそりと買い込みました。シカゴの朝日屋も高かったですが、この紀伊国屋は更に高いです。860円の本が$12.60でした。

本屋の入り口には、「旅行者のみなさん、外務省が安否確認をしています。日本に連絡してください」とでかでかと張り紙が出ていました。これは、昨日の麺ちゃんこ亭でも見たなぁ。でも、ウチは確かに旅行者だけど、日本に連絡しても仕方ないし・・・。

  この日の夕食は焼鳥屋でした。もう何年焼き鳥を食べていなかったことでしょう。感動です。モツ、ハツ、皮、砂肝、豚足、本当に感動でした。
 
12日目 セントラルパークの旅  
今日はメトロポリタンミュージアムの見学です。朝はまだ雨がちでしたが、何とかなりそうです。

さすがに有名な博物館だけあって、コレクションの質と量はさすが、といえます。見るだけで大変です。入場料はちょっと高かったけど、その価値はありますね。

 

日本のコーナーで奈良時代の兜を発見。う〜ん、日本のものとは思えない。
つづいて名刀むらまさ発見。でも、江戸時代のものなので、それほど古くはありません。

この博物館のコレクションは絵画と言わず、工芸品と言わず、中世以降の比較的新しい時代のものばかりで、15世紀以前のものはほとんどありません。それが唯一の弱点かも?セントルイスの博物館の方が古いものは多いです。

とても全部は見切れませんでしたが、他にもやりたいことがあるとのことで博物館を出ます。

地図にも載っているダコタハウスに行きたいとのことで、セントラルパークを横切って反対側に来ました。良く場所が分からなかったので、近くのオッちゃんに聞いたら「あの角だよ」とのこと。それで写真撮影です。看板には「許可のある人だけこの看板の後ろに行って良い」と書いてあります。

なんでもオノ・ヨーコの家だそうです。熱烈なビートルズファンの妻は何はともあれ、ここに来てみたかったらしく、一気に陽気になりました。

これがそのダコタハウスの全景です。さっきの写真は角の少し左手奥になります。オノ・ヨーコはこの最上階の全部を使って住んでいるというのですが、どうやったらこんな大きな家を使い切ることができるのでしょう??きっと、1年に一回も使わない部屋とかがいっぱいあるんでしょうね。

彼女が新聞全面に「Imagine All The People Living Life In Peace」と広告を出す3日前のことです。

次に彼女が向かったのは「イマジンモザイク」です。これはダコタハウスからセントラルパークに入ってすぐの所のストロベリーフィールドにあります。入り口から30mくらいのところで、普通の公園の地面にタイル張りになっています。

ちょうど逆光だったので、なんとか良い写真を撮ろうとあちこち歩いていたら、「踏むんじゃない!」と妻の声。だって、地面だよ、これ。

実際の大きさはこれくらいです。ほら、普通の地面でしょ?しかし妻は、とうとう一度も踏まずに大切そうにぐるぐると回りを歩いただけでした。
これがそのイマジンモザイクの近くの岩に埋め込まれている記念碑で、世界の国の名前が書かれています。日本はちょうど真ん中の所にかかれています。

テロの事件の後なので、しげしげと眺めてしまいました。ここでは何人かの人が私たちと一緒に写真を撮っていました。平和の難しさを思い知らされた写真です。

ストロベリーフィールドからは木立の中をゆっくり歩いて反対側に戻ります。大都会の中とは思えないほどきれいな木立ですね。とてもきれいに整備されていて、全然ゴミなんか落ちていません。

歩いていて、心洗われるようなすばらしい道でした。

木立を抜けると遠くに大きな池が見えます。貯水池のようですが、とても大きくてのんびりとして見えました。しばし立ち止まって深呼吸などします。でも、空気はあまり美味しくありませんでした。
哲学的な気分になって、地球の平和とかを考えているうちに妻がたどり着いたのはここ。「お茶しよう!!」とニコニコです。なかなか美味しいぜんざいを頂き、お土産も買ってきました。

地方発送もしているとのことで、申込用紙ももらってきました。電話でもFaxでも申し込めるようです。

夕方、ニューヨークの事務所について、みんなで食事に出る前に、ふと外を見ると、「あそこにWTCがあったんです。ちょうど爆発するところが見えました・・・」とのこと。

話は変わって、こっちの事務所の人に「紀伊国屋で本を買ってきたけど、高かったですよ〜」と言ったら、「BookOffに行けば良かったのに。$1.50ですよ」と言われてガックリ。力が抜けてしまいました。中古でかまわなかったんだよぅー!!!

そのあと、こちらの人たちと日本食を食べに行って美味しい食事を堪能してきました。明日からはいつもの食事に戻るので食べ納めです。NAIのみなさん、大変お世話になりました。

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