La Bonne Bouche

セントルイスでは美味しいベーカリーとしてそこそこ有名で、アメリカ人も良く知っている。ヨーロッパ調のパンを食べさせる店は余り多くないので、この店は是非チェックしていただきたい。

 

 

 

フランスパンは外側がカリッとしていて、中は意外と柔らかだが、ドイツパンは結構中もしっかりしている。基本的にはパンの種類は6種類で、特にクロワッサンがお薦めだ。

また、フルーツ系のケーキはとても綺麗で、思わず順番に注文したくなる。ケーキ好きには堪らないだろう。しかし、ケーキの見た目は日本のものと同じでも、クリームはホイップしたバタークリームなので、「生シューだ!」と思って食べてみると、その重さに驚くことになるので、エクレアとシュークリームにはご注意あれ。

店の中はレストランになっており、パンやパイを使った料理を楽しむことができる。お薦めはエビと野菜のクリームパイで、味はかなり高得点を与えられる。友達を連れていって自慢したくなる味だ。控えめな味付けとサクッとしたパイは最高。

 

V J Coffee & Tea

場所はイーストイーストの支店の2軒右だ。

コーヒーと紅茶が日本と違っていて悩んでいる人は多いはず。コーヒーはスターバックスで何とか我慢していても、やはり日本で慣れ親しんだキリマンジャロ、グァテマラ、コロンビアなどの豆が恋しくなるのは仕方がない。また、紅茶ファンにはダージリンやアールグレイ、イングリッシュブレックファストなどが恋しい人も多いだろう。この店なら買える。まだ発見したばかりなので細かいことはわからないが、少なくとも産地別の銘柄を揃えている貴重な店である。店に入ると、あのフレーバーコーヒーの匂いに思わずむせそうになるが、店内の壁のメニューを良く探すと、あの懐かしい名前がズラリ、でもないが、そこそこ見つけることができる。豆や葉はカウンター下の引き出しに仕舞ってあるので直接見ることはできないが、紅茶などはちゃんとお客に香りを確認させてくれるので安心して買うことができる。

 

PROVISIONS GOURMET MARKET & GIFTS

オリーブ沿いには何件もパン屋さんがあるが、これはその中で多分最も大きな店を誇る。しかし、パンを何十種類も売っているのではなく、総菜や軽食、ワインや菓子類と言った雑多なものの売り場が広い店内に散らばっている。売っているパンの味は、やや塩味がきつめだが、程々許容範囲と言って良い。

しかし、この店の真価は結構充実している総菜類や気軽に楽しめる軽食類にあるのではないだろうか?使い方はその人次第、と言った感じの店である。

 






Great Harvest Bread Co.

しっとり、もちもちと言った表現でパンを表すとしたら、多分この店の右に出るものはないだろう。食パンがないのが残念なところだが、どれを食べても結構美味しく、現在ウチでは一番のお気に入りである。値段は少し高めだが、そのお金を出す価値はあるというのが大蔵省の意見だ。

手こね、手形成と手書きのビラが貼ってある店内は家族経営そのもので、店のテーブルで子供が塗り絵をやっていたりする。従って全てのパンを毎日焼く能力はないようで、毎月変わる曜日毎の週間日程表に従って焼いている。それでも常時10種以上のパンを焼いており、それだけでお昼がすみそうな程大胆に切った試食を気前よく分けてくれるので、いろいろ試してみよう。P.S. Fさん,情報ありがとうございました。