アパートの体験談コーナー

ここは、皆さんに自分の体験談を紹介するコーナーです。アパート探しは急いでやらなくてはいけないのに、実はとても大切なこと。もしかしたらセントルイスでの生活準備の中で最も重要なことかも知れません。でも、今までは他の方々の体験を知る機会はほとんどありませんでした。なんと言っても自分が体験した話をネットで公開するというのはとても勇気のいることです。このページをお読みになる方は、体験談を寄せていただいた方の心遣いを十分ご配慮の上、ご自分のアパート探しに役立てて下さい。

尚、このサイトでは皆さんのアパートの体験談を募集しています。こんなところが気に入った、ここがイヤ、など、住んでみなければ分からない情報をご提供いただけると皆さんに大変有用な情報となります。現在はご了解を頂いた上でイニシャルを載せていますが重要なことではありません。それよりも特徴や価格の方が遙かに重要です。他の人の役に立てて欲しいと思う情報があれば、是非こちらまで送ってください。大切に扱うことをお約束します。また、ご意見などもお待ちしております。

1. ワシントン大学のハウジングオフィス(Parkview)の場合 (K.Tさんの知人)
2. ワシントン大学のハウジングオフィス(Parkview)の場合2 (T.M)
3. ワシントン大学のハウジングオフィス(Parkview)の場合 (I.N)
4. Philip H. Barron Realty Co.の場合 (I.N)
5. Personal Property Managementの場合 (I.N)
6. ループ近くのアパート(6601Pertnershipの場合) (S.K)
7. 郊外のタウンハウス(Whispering Hills)の場合 (H.I)
8. 郊外のアパートメント(West Mount)の場合 (E.Iさんの知人)
9. 郊外のアパートメント(Town&Four)の場合 (D.K)

 

   

1.ワシントン大学のハウジングオフィス (Parkview)の場合 (K.Tさんの知人)

ワシントン大学のハウジングオフィス(Parkview)ですが、 私はここはあまりお勧めいたしません。
というのは、Parkviewが管理する物件は古い建物が多く、設備的に問題がある点と、一番問題なのが、Parkviewの管理体制がきわめて杜撰なことです。私のロースクールの先輩がParkviewの物件に住んでいるのですが、留守中に届いた郵便物をきちんと保管していなかったり、事前の予告なしに、勝手に家に入り込んで工事を始めたり(またその工事があることを、Parkviewから派遣された管理人が住人に伝えていない)等トラブルが絶えないようです。その先輩が住んでいるアパートが特にひどいのかもしれませんが、このようなトラブルは他のParkviewのアパートでもあるらしく、大学の生徒の間でも僕の聞く限りではあまり評判はよくありません。もし車を購入されるというのであるならば、住居の方も大学の西や南の方に安くてきれいで管理体制もそれなりにきちんとしているアパートはたくさんあります。例えば、大学から20分のところで1BEDROOMで500ドル〜700ドルのところを探して、家具はレンタルで調達(Aaronに行けば、Studentセットというパッケージでソファー、食卓等のセットが月100ドル以下でレンタル可能)するというのはどうでしょうか。

   

2.ワシントン大学のハウジングオフィス (Parkview)の場合2 (T.M)

私が特に強調したい部分は、ParkviewからTenantへの情報伝達です。Parkviewは、業者に対しては連絡をし、私たちの合鍵を渡しているのにもかかわらず、我々にはほとんどの場合、連絡をして来ないのです。なので、いつもクレームを言いに行くと、「業者がいつ来るか分からないから前もって連絡できない。」と同じ説明をしてくれます。

前もって来ることが分かっていれば、貴重品など目に付くところに置いたりしませんが、予告も無く留守中に誰かが入ってくるので、防ぎようがありません。実際、私の部屋のものがいくつか無くなったことがあります。取られたものは高価なものではないですが、非常に驚かされます。

また、夏休み中などは、断水がよくありましたが、その事が知らされるのは、断水の当日の朝、社員が出勤した後に、「今日の朝11時から断水します」と書いた紙をエレベーターに貼ってました。この会社はワシントン大学が入居者を紹介するので、黙っていても毎年、入居者が入ります。ですから、会社としての組織が体質的にひどいです。
ただ、車を持たないでワシントン大学に通いたいという方には便利なので、そういう事情でご利用される方は、ご自分の身を守るという意味でも、クレームははっきりと伝えるべきだと思います。そうしないと、彼らの体質は一向に改善されないと思います。

 

   

3.ワシントン大学のハウジングオフィス (Parkview)の場合3 (I.N)

 ワシントン大学の近所の4・5物件を見せてもらいました。高い割に、古いのが多いですし、内装もイマイチだったというのが印象です。もう少しでそのうちの一件に決めてしまいそうでしたが、結局、やめてしまいました。他の人の意見を読むと、正解だったのかな?

 短所はすでに挙げられているので、そのとき惹かれた長所を二つあげておきます。一つ目はクレジットカードで家賃の支払いができること。他の不動産屋さんでもできるところもあるんだろうけど、あんまり知らないです。二つ目は、物件によるのですが、大学のインターネット回線が使えること。イーサーのポートが設置してあって、月々20ドルくらいかで(正確には憶えてません)、使えるということだったと思います。

 

      

4.Philip H. Barron Realty Co.の場合 (I.N)

 この会社は、Hilltop Campusの近くのアパートメント街であるDemun付近のRosebury,Northwood, Southwoodなどのストリートにたくさんの物件を持っています。本店は、ダウンタウンのOlive沿いにありますが、最近はDemunにも支店ができました。 私は、Northwoodで一番Skinkerよりの建物の1ベットルームを借りました。家賃は625ドルで、セントラル・エアで、各部屋用のボイラーが地下にあり、毎月の電気代とガス代は結構掛かりました。また、地下にはコインランドリーと収納スペースがあるので、とても便利でした。 ここは治安がとてもよく、近くにカフェ(Kaldi's)やスーパーマーケット(Schunucks)があり、生活しやすいです。フォレスト・パークがすぐそこなので、休日に動物園や美術館に散歩がてらに行けるのが楽しかったです。

 さて、私はこのアパートメントに'99年の10月から契約を開始しましたが、'00年の5月に、個人的な事情で別のアパートメントに移ることになりました。リースは通常1年契約ですから、足りない4か月分を払わなくてはいけませんでした。実は、内緒でサブレントしたので、そのうちの2か月分はなんとかなかったのですが、残りの分は痛かったです。

 ちなみに、次の不動産屋に事情を話すと、親切な不動産屋なら次の借り手を捜してくれて、見つかるまでの分を払うだけなんだけど、と言われました。Philip H. Barronは他の借り手を探すことには協力してくれなかったので、その点ではそんなに良心的ではないということかもしれません。 部屋に問題があったときは、ファックスを送っておけばすぐに対処してくれました。修理を頼むと、私がいない間に合鍵で勝手に部屋に入られるけど、何か盗られたというようなことはなかったです。デポジットも全額返してくれました。

 

   

5.Personal Property Managementの場合 (I.N)

 現在、お世話になっているのがこの不動産屋さんで、BigBend沿いでClayton Rdから南に少し歩いたところにあります。家賃を払いに昼頃訪ねると、いつも2、3人の女性が働いていて、フレンドリーな対応をしてくれます。

 私の借りてる物件はCentral Claytonのすぐ北側、BrentwoodとKingsburyの交差点近く、一軒家の多い地域に隣接したアパートメントです。2ベッドルームで家賃は750ドル、屋根のあるガレージ付きです。建物はかなり古く、暖房はボイラー、冷房はウィンドウ・ユニットと旧式ですが、ボイラーが共通でその費用はオーナー側が支払うため、冬でもガス代がかさまず経済的です。地下に収納と洗濯機を置くスペースがあります。

 ここに移ったのは、一緒に暮らす弟のため、Clayton High Schoolに歩いて通える距離に住みたかったからです(毎日朝夕、車で送迎は避けたかった)。その距離にあるアパートメントは、他にClayton High Schoolの向かい側のShaw Parkの隣接した地域にも少しあります。いずれにしろ、この地域は閑静で治安がとてもよく、レストランもたくさんある上、買い物にも便利(スーパー数件、ギャラリヤも近い)ですが、物件は少ない上に高いです。当時、2BRで750ドルなら御の字だと思いました。

 一つ問題点があります。暖かくなると、ゴキブリがよくでます。特に、外の歩道に夜になるとたくさんいて、びっくりします。不動産屋に言うと、退治してくれますが、見ると萎えますね。これは、ここだけのことなのだろうか?

 

   

6.ループ近くのアパート(University Cityの場合) (S.K)

 ループは学生街といったところで、カフェ、レストランや小物屋が多く集まっており通りを散歩するだけででも華やいだ気分になります。ループの中には日本食レストラン「seki」もあり猛烈に日本食が恋しくなっても気楽に歩いて食べにいけます。住居環境は日本とあまり変わりが無く治安は比較的良いと思います。夜は街灯が明るく外出しても危険を感じたことはありませんが、たまに学生達が騒いでることがあり、控えた方が賢明です。住人は学生が多く、いろんな人種が程よく住んでいるといった感じです。私の住んでいるアパートは安く2ベットルームで一月550$くらいです。建物そのものは古いですが地下室もついており収納するスペースは充分です。洗濯機・乾燥機も地下に置くことができます。アパートの管理はあまり大きいコンプレックスではないので頼めばわりと早くやってくれますが、修理によっては1−2週間かかったこともあります。 悪い点は住むことだけは充分満足できますが、部屋の作りにゆとりがなく周りにアパートがひしめき建っているので窓を開けられず開放感がないことです。また、笑い話ですが近所に住む小学校低学年の子供がたまにいたずらを仕掛けているので気をつけなければなりません。最近その子供も引越してしまい今は少し寂しいです。

 

     

7.郊外のタウンハウス (Whispering Hills)の場合 (H.I)

Whispering Hillsを選んだのは『前任者が住んでいたから』と言う単純な理由でした。ここは20年以上経っている古いところなので、エアコン関係や水回りに時々問題が出ます。サービスは「同日か翌日」と言うわけにはいかず、2,3日以内という感じですが、まぁまぁと思っています。家の横に池がありますが、集中豪雨で下の部屋が半分浸水したことがあります。2ベッドのタウンハウスとしては高めの家賃($1300)なので、家賃の割には、と言う不満もありますが、なんと言っても買い物に便利なのが一番気に入っています。因みに日本人の他、外国人の駐在員も多いアパートです。芝生エリアが広く、温水プールもあるのが良いところですね。

 

   

8.郊外のアパートメント(West Mount)の場合 (E.Iさんの知人)

この場所はチェスターフィールドプラザに最も近く、Dierbergsもすぐ近くなので場所としてはとても良いところです。部屋も新しいし、薪を燃やす(ガスではない)暖炉が付いているので冬場には優雅な雰囲気が楽しめます。2ベッドとしては少し高めの値段($900)ですが、いつもほとんど満室なので人気があるのでしょう。気になる点は、キッチンの中に洗濯機と乾燥機が付いていることで、音がちょっと気になるときがあるのと、運悪く(よく調べなかったから?)寝室がエアコンユニットエリアのすぐ横なので数アパート中の部屋の分の室外機の音で安眠を邪魔されることがあります。しかし、住人関係以外は入ってこないので安全は気に入っています。

 

   

9.郊外のアパート (Town&Fourの場合) (D.K)

良い点。比較的セントルイス内でも治安のいい場所のわりに、安い。1ベッドルームは500ドルくらいから。タウンハウス(地下から2階まで全部借りる)もあります。アパートの近所の環境がよい。子供のいる家庭も多いので、近所の子供どうしで遊んでいたりします。日常の買い物に便利。Schnucksが裏にあるので、敷地内から歩いていけます。また、FeeFeeOliveのアジアンマーケットや、タチバナにもすごく近い(歩いてもいける距離。オリーブを渡るので、歩いては行かないけど)。また、EastEastも近いです。プール、スポーツジムつき。僕のアパートは、ガスレンジです(全部がそうかは知らない)。

悪い点。あげれば、建物自体は古い。去年の冬、暖房が故障したことがありました。それはすぐ直してくれて、そのうち全戸交換していましたが。メンテナンスが遅いことがある(これはアメリカだからしょうがないかも)。全体的には、満足しています。家具(中古)の購入先のレシートがみつかったのでお知らせします。(レンタル家具屋で買った中古品:程度は良いです)

マットレス $59.75 ベッド Queen size フレーム $21 椅子 1個 $25 テーブル Oak $69 ソファ $179 19インチTV $89